熊が怖い
熊による被害が全国で相ついでいる。
今までにないほどの数に上っているのはクマの数が急激に増えたためだけなのだろうか。
山に食べるものがなくなったとか、人里に美味しい食べ物があることを知ったからだとか、人から被害を受けないため怖がらなくなったとか、いろいろと言われているがどれが本当なのか分からない。
それこそ七十年ほど前のことになるが自分たちが小中学校のころは今頃から山に生り物が増え椎の実 柏 栗
などをはじめアケビや山ぶどうを採りに毎年のように山に分け入り木に上ったのだが熊は見かけたことがなかった。
それらしきものを見たのは一山向こうの尾根にそれらしきものが遠ざかって行ったのを一回だけである。
本来熊は臆病な動物で危険を察知すると逃げていくと聞いていたが、最近では熊の方から近づいて襲うそうだから、人間同様熊の性質も変わってきたのだろうか。
とにかく今年三十歳に近い孫が、保育園のころ「熊が怖い」と言ったの聞いたとき大笑いしたが、これだけ品的被害が多くなるとひょっとして先見の明があったのかもしれない。
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