30%減苑
防災食として買っていた固形のスープの素を賞味期限が近づいてきたのでどんな味なのかと食べてみた。
お湯を注いでから袋を見て気が付いたのは、大きな字で塩分30%カットと書いてあったことだった。
飲んでみて驚いたのは全く味がしないこと、 薄めすぎたのかもしれないと思ったがまるで白湯に具を入れただけのような味だったのでそばにあった食卓塩を振りかけ、ふりかけして味を調えたが、考えてみればせっかくの塩分30%カットは台無しになったのではなかろうかと言うこと。
災害で非難した時などは体力 精神力の疲れから幾分濃いめの味が欲しがるものだと聞いたことがあるが、このスープは保存食には向いていないのではと感じてしまい、なんでも日持ちの良いものという常識を考え直す必要があることを思い知った。
今日の新聞によると今の学校で35万人もの子供が不登校で行けていないとのことで、コロナ最盛期に無理して行かなくてもよいという風潮だ出来て以来最高の人数だとのことだった。
不登校とは自分らが学校に通っていた時代には考えられないことだったし、自分としては小学生のころいじめとはいかなくても何かあるとすぐ泣く子供だったが、学校に行きたくないという思いは一度もしたような記憶がない。
その理由は何だったのだろうか。まず親がそんなこと赦してくれそうもないことが鼻から分かっていたのではないだろうか。
学校の先生は常に正しく、バケツを持って廊下に立たされるのは序の口で手でたたくとてがいたいといいながらスリッパで叩かれるなんてことまであり、いまの時代では考えられない教育を受けてきた。
昨日スーパ中に響く子どもの泣き声が響き渡っていた、見ると前に赤ん坊を抱えた母親が買い物カートに四歳くらいの子供を乗せ、その子を泣くに任せてあちこちを巡っていた。
肝が据わっているのか最近の子育てがそうなのかは知らないが、その平然とした母親の態度を見て「母は強し」の感を見せてもらった。
ただ、むかしなら子供もこんな人前で泣きわめくことは親が許さないということを知っていたような気がする。
子供たちに対する甘えの容認、この先の社会がどうなっていくのかは知らないが、、、、、、、、、、、
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