先生
天気予報とは少し違って終日陽が射していたが、北の空は悪魔でも宿しているかのような真っ黒い雲で覆われていた。
テレビでは関東や箱根などで雪が降っていたと報じていたが、その雲の余波だったのかもしれない。
むかし、学校の先生は偉いもので授業中に私語をしたりよそ見しただけでチョークを投げることなど当たり前、バケツを持たされて廊下に立たされたりビンタを張られたりなど私的制裁みたいなことをされたものだが、親に言っても「お前が悪い」と逆に叱られそうなので黙っていた。
戦争が終わって間もなくのころだったが、大学へ進学して先生になるのはよほど家が裕福か、勉強ができる人でない限りなれなかった時代であり、世間の目は「先生は偉い人」というイメージがあった。
それから八十年、先日の新聞を見たら先生の成り手が少なく、全国どこも教員不足であり休職中の教員も六千人以上いるとのことだった。
その原因は過酷な職場環境だそうだが、社会的に大学進学率が高く先生を偉い人とは見なさないうえ、あらゆるハラスメントで身体を壊す人が休職するからだそうだ。
自分は小学校から高校卒業まで一クラスの生徒が二~三十人という小さな学校しか経験していないが、一クラス五十人を超える学校もあったそうで、それを一人に先生が見てこれたのは、えらいと評価された先生だった。
”小善は大悪に似たり”という言葉があるが、「甘やかして育った子供はろくでもない人になる」という意味だそうだ。
自分自身を振り返っておおそれたたことを言うつもりはないが、いままで道を大きく踏み外さなかったのはこれら先生といわれた人たちのお陰なんだろうなとおもう。
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コメント
岡崎在住さま
「動かざること山のごとし」風林火山の一節ですが、私たちの短い人生では山は動きませんので、道に迷った時にはあの山がこの角度から消えればどっちに向かっているか分かります。
山の移動で一番びっくりしたのは、アンデスの4000m超えたところでアンモナイトの化石を見つけた時でした。
石灰岩でできたその現場はそういう場所だということは頭では分かっていましたがやはり現物を見ると違いますね。
神岡鉱山も石灰岩に貫入した鉱石を掘っていましたし、むかし海の痕跡はいたるところにはあるんですが、、、、、
この年になると身体に好いの悪いのというよりうまいものを好き放題食べて長生きすることです。
阿弥陀様が二十五菩薩を連れて迎えに来るまで好き放題散らかしていくことにしています。
投稿: オラケタル | 2026年3月21日 (土) 16時48分
昔、富士山は南国からの伊豆半島が「プレート移動」して日本にぶつかって、「隆起形成された山」と栃洞小学校の担任の酒井寛先生に習った記憶があるけども、酒井先生にはチョークを投げられたり、引っぱたかれたり、立たされたりしましたねぇ~😁 お陰で、今の自分があると思います✋✌
地球の「プレート移動」からすると、「活断層も移動する」訳であって、「どこで地震が起きても不思議では無い」という事で、「地震予知は不可」ですねぇ~😰
「人類の滅亡」には七パターンあるそうやけどでも、東日本大震災で亡くなった人には悪いけども、生きている間に好きな事をして、はよ~死んでまうのも手かもねぇ~✋✌
投稿: 岡崎在住 | 2026年3月11日 (水) 17時39分