位
「位が人をつくる」という言葉がある。
会社などでもある程度昇格するとその人に品格が損わり見た目も違ってくるという意味だが、いま放送されている大相撲でも十両と幕下の力士にその差が如実に表れている。
大銀杏の髷、色とりどりのまわしもさることながら、態度が堂々として見え先場所迄の趣がまるで違って見える。
位が一つ上がる、給金が出るというだけではこうならない、世間の目がその位に対して畏敬の念を持つからではないだろうか。
鉱山に勤めていたころでも、仕事を支持する立場の人と指示される立場にはそんな趣もあったように思っていたが、昇格の見込みのない人は「楽は下にあり」といっていた。
位の上下は責任が重くなりそれに押しつぶされた人もかなり多く見てきたが、大相撲の世界でも役力士かどうかでそれがあるようでベテラン力士ののびのびとした取り組みは前頭陣に多いようだ。
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