一億総家畜化
「一億総白痴化」と言う言葉は1,957年、時の評論家大宅壮一が作った言葉をもとに松本清張が「総」と言う字を継ぎ足した言葉だそうだがそんなに古くからあった言葉なのかと驚いた。
なんでもテレビ放送が始まったばかりのころでかなり高価で一般の人にはまだ普及していなかったので、テレビを買った家に何人もの人が押し掛けて見ていたのを思い出す。
このころの一番人気はプロレスで力道山が外人レスラーをやっつける画面に憂さを晴らすかのように熱中し、白黒テレビながら血を流す場面を見て卒倒する人までいたというから、当時の人は清純だったのが分かる。
余談ながら当時の一番娯楽は映画であり嵐寛十郎の蔵馬天狗を見ていた老人が画面に向かって「ほれほれ 後ろに怪しい人がいる」なんて騒ぎ立てるのもままある話だった。
そんな時代に早くも「紙芝居以下の白痴番組ばかりが並んでいてテレビばかり見ていると人間の想像力や思考力が失われる」と喝破していたのだからすごい。
それから70年、スマホの普及が急速に進み若い人を中心にスマホを片時も離せない人が出てきて周りがどうなっているのか見失っている人が多くなっている。
親や友達など周りの人に聞くこともなく心地よい返答をしてくれるAIに頼っている人には想像力、思考力をはじめ決断力もなくすべてが機械の指示通りに動くようになると、社会は成り立たなくなるというか、一部の人の思うようにしか生きられない奴隷に、、、、いや家畜のような人間に成り下がって行くのが目に見えている。
とくに日本人は人と違った行動をとるのが苦手な国民性、、、島国根性からAIに支配安い環境にあるので他の国に先駆けて影響が浸透すると思う。
羊の群れが一匹の犬に追い立てられ右往左往するように一億総家畜化の時代はもう目の前に来ているというのは言い過ぎだろうか。
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