マルバルコウソウ
熱帯には絡みついて宿主を絞め殺す植物もあるそうだが、つる性の植物にはそんなものが多く、特に外来植物には天敵が少ないため異常繁殖を起こした結果植生に大きな変化を与えるということがままあるそうだ。
写真のマルバルコウソウもその一つである。
可愛い顔して繁殖始めると中々の強者ぶりを発揮しトウモロコシなどに絡みつくほか、一度根付くと取っても抜いても絶やすことが難しい草でもある。
またアメリカなどでは秋の七草のひとつでもある葛が侵入植物として手を焼いているとも聞く。
植物の場合は何とか修復できそうだが、人間の場合はことさら話が難しくなる。
ウクライナ西部にロシア系住民が多かったのは、ソビエト時代の移住政策にあったようで、そのことを理由にロシアが自国民保護を目的として占領を強化した。
第一次大戦の折のロシア出兵、満州国など日本も同様なことをしてきたが、同じように無理な理屈はいつまでたっても絶えることがないと言っていいだろう。
その度に、「地球よりも重い人命?」何万と失われていく。
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