目立たない
藪の中に咲くウグイスカグラを見つけた。
赤い筒状の先に五弁の花弁を広げたそのちっちゃい花は全く目立たない存在である。
そんな目立たない花に優雅な名前が付けられたのは、ウグイス同様声ばかりで姿を見せないことからかもしれない。
花言葉も「明日への希望」などと立派なのは、見つけた時の喜びを表しているのだろうか。
今日のテレビで、迷子の四歳児を保護し交番に連れて行った小学四年生が警視庁から表彰されたと言っていた。
少し困っちゃくれた四年生曰く「大人がうずくまっている子供を見てもスルーしていた」などと言っていた。
しかし、こんな状況を見ても大人が、特に男が最近声をかけにくい状況になってしまったことに原因がある。
うかつに声をかければ、不審者扱いされたり、ひどいときには誘拐犯扱いにされかねないからである。
こんな爺さんでも、麻機沼あたりで子供に声をかけてても無視されたり、逃げ散ってしまうのは、「知らないおじさんに声をかけられたら逃げましょう」という教育が徹底しているようで田舎にでも行かない限り挨拶さえ無視することになっている。
昔は、怖いおじいさんが町内に何人かいて、子供の悪さには真剣に怒ったものだが、今そんなことをすると、、、、、、、、
とにかく住みにくい世の中になった。
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