当たり前ではない
トラック運転手の労働時間が制限されることから人手不足になり物流がいままでどおりにならなくなるそうで、このほか医師 教師なども同様に長時間労働をやむなくしてきた業種でも同様だと言われている。
それを利用してきた方にとっては困ったことであるが、その現場で働いている人の犠牲の上に成り立っている社会はまともではないだろう。
このような状態に慣れていくしかない。
若いころ務めていた鉱山の坑内部門はよほどのことがない限り残業というものはなく、36協定で残業は一日に時間までとされていたが、22年間勤めてきた中で総残業時間は20時間もあったかどうかという状態だった。
しかも、一日8時間労働とは言うものの坑内はいるから出るまでの時間であり、昼食や着替え番割りという作業打合せと指示の時間があったため実質一日現場で作業する時間は六時間に満たない状態だったように思う。
そのため、合理化で会社を辞めた人たちは再就職先の過酷な仕事になじめず、転職早々に退職したという話しをよく聞いた。
自分も合理化で出た一人だったが、何とかやってこれたのは仕事を終わってからの労働組合の只仕事を経験したためといまになっておもっている。
いまのように労働組合が弱いのもなんだが、強すぎて労働環境が良すぎるのもそれに慣れてしまうと、、、、特に鉱山のように閉鎖社会では、、、、、、、
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