しずこころなく
雨の降る前に注文を受けていたワラビとタラの芽を採りに行こうと支度して外に出てみたらぽつぽつと降り出してきたので、今日は家にこもることにした。
このぽつぽつ雨が三日前に満開になっていた庭の桜桃の花びらを叩き落としているようで、満開の木の下をはらはらと白い花びらが舞い散っている。
まさに、”しず心なく花の散るらむ”といった風情である。
四月一日はエイプリールフール、これにちなんだのか東北大学の先生が「五百年後には日本人のすべてが佐藤さんになる」といったそうだ。
そういえば、自分の妹も佐藤姓だし、同級生や知り合いにも佐藤さんがいるがどんな仕組みですべてが佐藤さんになるのだろうか。
日本は中国や韓国に比べて極端に姓の数が多いというのは聞いたことが有り、どう読んでいいのか分からない希少の姓はいずれ消え去ることは分かっているが、鈴木 田中をはじめとして何百万という人口を持つ姓まで消えていくの計算ができたのだろうか。
とにかくユーモア精神が欠如している日分からすると、人を傷つけない嘘を上手につける人がうらやましい。
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