2021年10月13日 (水)

一日も早く

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長野はいまシナノスイートの収穫の真っ最中だった。

早生の”ツガル”と晩収穫の”フジ”の間を埋めるリンゴであるが、実際にもその掛け合わせでできたリンゴだという。

そのため両方の特徴を受け継いでいるのだが、酸味のついた大きなリンゴはフアンも多いのだが、日持ちの良くないのはツガルの特徴でもある。

今年は、春先の霜害で収穫にムラがあるそうで、収量は少し少ないとのこと、、、、、、

 

義弟の入院の日、隣の集落に住む我々も世話になっていた人の奥さんが亡くなった。

義弟の入院のため夜道を帰るのをあきらめ、ビジネスホテルで一泊することにしたので時間が作れたのでお通夜に行ってきたが、そこで聞かされたのはコロナ禍による最近の入院事情だった。

患者はガンの末期症状で明日をも知れない状態が続いていた。

そんな患者なので、病院も見舞いを許してくれたのだが、まず見舞いの申請をすると、病院の方から時間を指定され、その時間に行くとまずPCRの検査を受けその二時間後 院生の結果が出るまで一室で待機させられ、許可が下りるのだが面会時間は15分しか与えられないという。

PCRの検査は同居親族のみであり、費用は毎回5,000円であるが、それでも最近は安くなった方だという。

そして、土日はその面会さえできないというので、いつ亡くなるかわからない状態の中で、臨終にはどれをとっても立ち会うことが難しいそうだ。

普通の病気でさえこうなのだから、不通に入院している患者やコロナで入院している患者は許可が下りないようで、義弟も退院するまで電話でやり取りするしかない。

コロナの患者も重症者が少なくなったとはいえ、まだ亡くなる人が多い中でその人たちの一種孤独死は察するに余りある。

何とか一日も早く新型コロナがインフルエンザ並みになることを祈る。

 

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2021年10月12日 (火)

みんな靄の中

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佐久平の朝はすべて霧の海にのみこまれて何も見えない。

昨日とまったビジネスホテルの七階からはその前日見えた浅間山の方向にカメラを向けてみたが、朝日がその霧を溶かすまですべては靄の中。

 

義弟の病気が思わしくなくなったのだが手術での治療ができないと言われ、これから二週間化学療法による治療のため入院するとのことだったので見舞いを兼ね入院まで付き添って行くため行ってきたのだが、入院前の検査に時間がかかり、暗闇での帰宅をあきらめ泊まることにした。

飛騨でも、飛騨市古川から高山にかけての盆地は、初冬になると毎日のように霧に飲み込まれるのだが、それに比べると、佐久の霧は早いように思う。

やはり気候の変化が影響しているのだろうか。

この霧を見ていたら、政治をはじめ新型コロナなど、いま日本は深い霧の中にとじこまれているのによく似ているような気がする。

とにかく、温かい太陽が霧を消し去るように、将来が見通せるといいんだが、、、、、はてさて!と

 

 

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2020年11月18日 (水)

満載の荷物

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たわわに実った真っ赤なリンゴ。

フジという品種のリンゴの収穫が始まったのと義弟の病気が心配で出かけてみた。

義弟の家に迷惑をかけたくないので今回も上山田の宿を予約したが、全国的には言ううに及ばず長野県でも患者が急増しているということで、直近まで迷っていたが、、、、

宿についてみると、関東圏の車ばかりが駐車場に10台ほど駐車しており、自分らの車以外にほかの土地からの車は見当たらなかった。

ゴートゥキャンペーンではじけているのは感染者が一番多い地方からばかりという現実を目の当たりにして身構えてしまっている自分がいた。

宿の方はほかの客と接触しないよういろいろと対策を講じているのが目に見えてよかったが、温泉の方はなるべくほかの人が入らない時間帯を選んで普段なら到着してすぐに行くのを夕食を遅らせてその時間に行き、朝は暗いうちに行くことにした。

宿は食事を済ませてすぐに出立し、リンゴを購入したが、運送料が値上がりしたとかで昨年より15%ほどの値上げになったので、ひとコンテナーを減らすことにした。

そして、義妹や知り合いが持ち寄ってくれた新米30kg、もち米15kgに加え白菜や柿、自家製味噌、リンゴなどで軽自動車は満載の荷物でゲップが出そうな状態になって帰路についた。

 

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2020年11月17日 (火)

しばしの風景

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霞立つというのは春日にかかるまくら言葉で、春を表す季語であるという。

それでは初冬にかかる同じような情景はなんというのか検索してみると霧だというそうだ。

自分の感じでは、霧というのはもっと湿気があるときかかる水蒸気がイメージとあるので、乾燥したこの時期に遠い山々を一様に霞ませる現象は霧とは言えないように思うのだが、、、、

 

甲府盆地の南端、鰍沢付近から見た周りの山々、普段なら富士山が堂々と見えるのだが、靄のベールが覆い隠してしまっている。

あと二時間もすればこの靄が薄れ文字通り雲散霧消になることは上空の青空が証明している。

あとしばしの景色であるが、雲散霧消を見届ける間がない。

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2020年9月23日 (水)

はじける

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21日長野へ向けて自動車を走らせたが、まるで世間がはじけたかと思える光景が次々とつづく。

普段混み合うことのない中部縦貫道が富沢インターの手前からノロノロ運転になった、このインターで降りればよかったのだが、その先が空いているように見えたので南部インターまでの無料区間を選んだのが間違い、、、、インター手前の5km区間が完全な渋滞になり断続的にのろのろと動く状態にまでなり、結局この5kmを40分かけて通過する仕儀となった。

そのさき、どこかで休憩したいとおもったが、コンビニ駐車場、食堂の駐車場などいずれも満杯状態で駐車待ちの車が路上にまでつながっている。

静岡から山梨~野辺山~佐久へといつものコースを走ったわけだが、地元以外に前後を他県ナンバーに囲まれて走る。

ほかの車はどのコースをたどって自分の前後にいるか知らないが、渋滞や満杯の駐車場をみると、十日後~二週間後の状況が目に浮かぶような気がする。

最近では三ヵ所ほどで休憩を入れながら4時間弱で到着する道を、ノンストップで4時間半かけての運転になりかなり疲れはててしまい到着後しばらく横になって過ごした。

例年の東京が、ゴールデンウイークや盆休みではじけると全国的に交通渋滞を引き起こすのが改めて証明されて様な気がした。

佐久市へ入ってからの浅間山はいつになく噴煙の量が多いように見えたが、だれも話題にしなかったが、なんだかこの山もはじけるのではないかなんて思ったのは自分だけのようだ。

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2020年6月 2日 (火)

ジャガイモの花

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ジャガイモの花がまばらに咲いていた。

例年だと畠を紫に染めるほど咲くのだが、今年はまばらというより花を咲かせる茎がまばらと言った感じにしか出ていない。

今回、政府の要請を無視してまで長野まで行ってきたのは、病状が悪化した義弟のことが主だったが、従としては四月に植えたジャガイモの様子も見たい、雑草を除去し追い肥と土寄せもあったためである。

しかし行ってみてがっかりしたのは、畠の様子が例年とは全く違っていたことだった。

真っ先に目がついたのは、例年だと生い茂る草に埋もれるジャガイモの茎であるが、今年はその雑草がかなり少ないうえ、ジャガイモの植えたところの土がむき出しになっていたことだった。

飢饉食と言われるジャガイモはどんなに天候が悪くてもある程度育つものだが、昨年収穫したものの食べきれなくなったジャガイモをを植えた場所には芽さえ出ていない。

原因を探ろうと植えた場所を掘り返してみたが、肝心の種イモが見当たらない、といって、獣に食われた様子もないところを見ると「消えた!」というしかない。

近所の家にも聞いてみたが、どの家もあまりよくないとのこと、、、、、、

原因は、雨が少なかったことではないかという。そういえば、静岡も例年なら裏の川が道路すれすれ、、、または乗り越えてくる春の嵐が今年はなかったなあ~と思う。

そして、静岡で収穫したジャガイモもあまり出来が良くなかった。その時は土が合わなかったのかと思っていたが、どうやら気候のせいだったのかもしれない。

この調子では、今年の夏は期待できない。

新年のあいさつでは思ってもみなかったコロナウイルスの蔓延で前半は調子はずれ、後半はどうなるのやら

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2020年5月31日 (日)

眠そうな朝日

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まだ寝足りないような顔をして太陽が昇ってきた。

田植えが終わったばかりの田んぼにほんの少しだが煙を吐く浅間山を投影して「やんなっちゃったな」と言わんばかりの朝が来た。

そんな風に見えたのは、こちらも昨日働きすぎて疲れていたためだろうか。

 

 

おととい、前から循環器系の病で入院しなければならなかった義弟が新型コロナの関係で入院を待たされていたが、いよいよ手足にむくみが出てきたため緊急で入院することになった。

連れは愛知県で足止めを食っているため、自分たち夫婦と望月町の妹とその入院と家の後始末のため、「県境を越えての移動は自粛してください」と書かれた掲示板をいくつも見ながら山梨県を超え長野県まで車を走らせた。

はじめは義妹から「白い目で見られるから来なくてもよい」という連絡だったが行ってみると年に何回も言っているおかげで、そういった嫌みのような言葉は全然なく表向きだけかもしれないが「よく来た~なあ」と言ってくれた。

男やもめに蛆がわく」とはよく言ったもので、近所の人に手伝ってもらってこの地方風にごみを分別し、家の内外の掃除で一日がくれた。

そして、病人の方は今どこでもそうらしいが荷物を持ってはいると「あとはこちらでしますので、、」と言われて追い返されてしまった。

この後面会もできないとのこと、、、、こんな状態なので病院も何変化がないと入院させないのかもしれないが、病状の悪化から治療が長引くのではないだろうか。  

おそるべし新型ウイルス。

 

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2020年4月10日 (金)

関所破りの桜

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丘の上に立つ老い桜、その枝の隙間から浅間山が今日も薄い煙を上げているのが見える。

この老い桜は”関所破りの桜”といういかめしい名前を持つている。

よほどの武勇伝があったのかと思って聞いてみると、関所手形を忘れた農民がこの桜の苗木をもって通ろうとしたとき、事情を理解してくれた関所の役人が黙認して通して呉れたというだけの話しだった。

 

翻って現在を見ると、国内には関所もなくなっているが国際的にみると税関や動植物の検疫がそれに該当するのではないだろうか、、、、、

新型コロナはこの隙間を通り抜ける、これも関所破りということになるのだが、見えないうえ熱も出ないという感染者の体内深くに隠れてきただけに関所の役人もお目こぼししたという意識がなかっただろう。

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2020年4月 9日 (木)

人間世界とは別に

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長野県立科町の古刹”津金寺”は今流行しているコロナウイルスと建築物の工事などから今年はカタクリ祭りを中止するという看板が出ていた。

そのため、今頃から人出が多くなる時期であるが、今年は駐車場に一台の車も見られない。

しかし、隣接する敷地にはカタクリ、ヤエザキイチゲやヤマエンゴサク、フクジュソウなどは人間世界を気にすることもなく咲き出していた。

 

 

義弟たちの病気もあったがコロナウイルスで外出自粛などがうたわれては行く機会を無くすると思い長野まで行ってきた。

病気のほうは幾分落ち着いているようなので、来たついでとばかりジャガイモを10kgほど植え付けることにし種芋を調達した。

昨日は、その芋を植えるため畑に畝を掘り苦土石灰と肥料を蒔き、土をしてから種芋を30センチ間隔に植え付けてきたが、その作業中、通りかかった小学生が膝に手を当てて丁寧に頭を下げ「コンニチハ」と可愛い声であいさつをする。

こちらは驚きながらも大きな声で挨拶を返す。

そんなこんなで通りかかった4人の子供に鍬を握りながらの挨拶は、長年忘れていた古い昔のことを思い起こさせ、このあたりの子供たちにどんな教育をしているのか見てみたい思いに駆られた。

この習慣は、歳をとっても受け継がれている様子で、高校生までが挨拶をしてくれる。

この子たちが、卒業してほかの地区に出て行った時から色分けがつかなくなるのが口惜しい気がする。

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2020年1月23日 (木)

今日は帰れそうだ

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二十一日、気温はマイナス4℃、雪がないだけに寒さを感じる夜明けであった。

昨夜はすることもなくテレビを見入っていたら九時過ぎには眠気がさして床に入ったので朝の目覚めはまだ外が暗い四時半。

外は風もないのか、夜明け前の星空は瞬きもほとんどなく、天に穴を開けたような星空が広がっていた。

しかし、大きな星しか見えない。

子供のころ大小の星の間を天の川うねっていたが、あれはどこへ行ったのだろうか。

天の川を見失ってから何十年経つのか。

やがて、白々とした長い時間を経て星たちは去り、太陽が浅間山の東肩から登って今日の一日が始まっていく。

天候が悪ければ、帰る日を繰り延べしなくてはならないと思っていたが、どうやら帰れそうだ。

 

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