2014年2月15日 (土)

コートを脱がす日の光

001


昨日一日降り続いた雨は、朝の八時過ぎになってようやくあがった。

その明け際にポツポツと残り香のように水面に波紋ができるのに、陽が差してきたのでこれはどこかで虹が懸かっていると思い外に出てみると、北西の麻機の上の山にそれこそ薄く、平たく出ていた。

朝夕に懸かる低い位置からの太陽だと、もう少しくっきり、そして、まあるく懸かるのだが、、、、、、、、

その虹を写さんと出かけた散歩では、太陽の光も暖かく、上着を途中で一枚脱がなければならないほど、汗ばんでしまった。

さしづめ、外国の童話にあった、旅人のコートを脱がす話しによく似ていると思いつつ、、、、、、、

とにかく、一月までの乾燥しきった空気もここ二度の雪を伴った雨が降って地面も潤い春が近いことを知らせてきているようだ。

.

.

最近は、朝といわず、午後と言わず、テレビのワイドショーを見ないことにしている。

原因は、人情話を絡めたソチでおこなわれている、冬季オリンピックのためである。

どうして日本のテレビはどの局も似たり寄ったりの構成しかしないのだろうか。

したがって、今日もやっていた日本チームが出ていない女子距離のスキーやアルペンの滑降競技などが一番気楽に見られて面白かった。

ここに、日本人が一人でも入ると、解説者ともども舞い上がってしまい、民法と変わらない放送になってしまう。

とにかく偏屈じいさんは御しがたいものである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年8月21日 (水)

一年ぶりの竜爪山(1,050m)

019_2

秋を告げる山路のホトトギス

久しぶりに山に登ってみようと思って、靴を引っ張り出してみると、靴と底の部分が口を開けていた。

接着剤が老化してしまったんだと分かったが、新しいのを買いに行くのもなんだと重い、家にあった接着剤を靴のはがれた部分につぎ込んで様子を見ると、何とか間に合いそうだったので、スニーかーを予備にして行くことにした。

時間も九時近くになっていたので、一番近い竜爪山を目指すことにした。

この山は、自分の中では一番登っている山でこれまで三十回は登頂していると思うが、ここしばらく山登りをしていなかったので、前に登ったのが丁度一年前のことになる。

おまけに、一番最近の山登りは五月であることから、慣れた山とはいえ足に対しての自身は一寸首をかしげる、、、、、、

そんなこんなだったので、いつでも引き返すつもりで登りだしたのだが、案の定途中から足が重くなり、穂積神社から一時間余もかかってしまった。

ただ、お盆の頃までは人で一杯で、文字通り黒山の人だかりだったと思う山も今日は、山頂につくまで誰にも会わなかったため無様な姿を見られることはなかった。

032_2



道筋には、はや秋の気配が漂い、チャボホトトギス(写真 上)を初め小さな花が咲き出しており、その写真を写しながらの、帰りは、もしかしたら富士見峠のキツネノカミソリが見られるのではないかと尾根筋を北上する。

048_2左、キツネノカミソリ、名残りの花がほんの少しだけ咲いていた

しかし、これは見事に失敗、昨年はまだ一面を明るい橙色に染めていたキツネノカミソリも、ほとんど済んで、花茎を棒のように立てているだけ、そして、途中に咲く、イワタバコもすでに花の時期を終えていた。

どうも梅雨明け、気温の高さがこれらの進行を早めてしまったのか、、、、、

花を見られなくてがっかりしたのも加わったのと、汗でずくずくになったのもあって、最後はへとへとになって帰ってきた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月15日 (水)

花を見る余裕もなかったか

029

標高1,414mの地蔵峠の近くに可憐なミヤマカタバミが群生していた。

056この花は、夜になると花びらを閉じてしまうため、登りの時にはまだ閉じていた。

それで、この花の写真は帰り際に写そうと思ってそのまま登っていったのだが、その場所に戻ってきたとき、これから山頂を目指す山ガール一行とすれ違った。

みんな半ズボンに長い靴下みたいなスタイルで決めている。(こんな表現でいいのかな?)

自分が駐車した場所より下のほうから歩いてきたと見え、五人パーティーの三番めと四番めがかなりばて気味の感じで周囲に目を配る余裕もないように見えた。

そのうえ、パーティ全体も周りの景色に無関心の様子で、小さなミヤマカタバミなどに目をくれるものもいない。

自分が花を写そうと立ち止まっているのを、道をあけてくれたと勘違いした様子で挨拶をしながら登っていった。

.

.

橋下大阪府知事の発言が、中国や韓国はおろか日本でも非常識と非難されている。

そして、思想的に親子のような石原慎太郎もこれを擁護し、関係者は困惑しているとマスコミは報じている。

しかし、自分的には「もっとやれ もっとやれ」と思っている。これは、彼らの意見に賛同しているのではなく、日本維新の会というものはこの程度のものだと世間が認識してくれるいい材料だと思っているからである。

同じような、思想の持ち主である安倍首相は、靖国神社に代わって国立の戦没者異例の場所を設置することに反対だそうだ。

理由としては、靖国神社に行くと身が引き締まる思いをするからだという。

その考えの中には、軍人のみが国のために死んだという考えが強固にあるからだろうが、東京を始め主だった都市が昭和20年に入って空襲を受け甚大な死者と被害を出したことに対する国の責任をいまだに糾明する気がないためである。

福島の原発事故もそうであるが、原因の究明と反省をしないで次のステップに進もうとする日本固有の考え方をいい加減修正するには、これらの人を国の代表にするのは止めなければならないのだが、、、、、、

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年5月13日 (月)

八潮躑躅が見られなかった代償

027

五月に入ってすぐくらいのこと、新聞に大井川左岸の大札山のアカヤシオの花が咲きだしたと報じていた。

お茶摘みの暑い日だったのと、今年のお茶は例年より伸びが早いということも聞いていたので、アカヤシオの花が咲き出したとしても不思議ないと思っていた。

それから十日あまり、そろそろ、シロヤシオが咲き出していたとしても不思議ないな。と思って、今日は久しぶりに山に登ってみようと決めた。

去年の八月に龍爪山に登って以来放りっぱなしで硬くなっていた靴を引っ張り出して見た。

さてどこの山に行ってみようか。思案の末決めたのが、大札山と高さが同じくらいの岩岳(1,652m)に決めて自動車を走らせた。

有東木を過ぎ、正木峠の駐車場に着いたのが七時半。そこから、地蔵峠まで40分の道のり、、、、、

途中で、気がついたのは、意外と山の緑が少ないことだった。

063いつもなら、群生しているはずのイワカガミもところどころにしか咲いておらず、木の芽吹きも遅い。

どうやら今年は当てが外れたと思ったのは、地蔵峠のすぐ先のアカヤシオに一輪の花もないことが分かったときだった。

ここから道は、南北に尾根筋をたどる道があり、南は仏谷山から青笹山に、北は岩岳に向かうのだが、今回は「自棄のやんぱち」で予定通り岩岳に向かう。

ウグイスやアオバトの声に励まされてようやく芽吹き始めた道を登り、山頂に着いたのが九時半。

シロヤシオが一番綺麗に咲いた2,005年、岩岳山頂の標識は白く飾られていたが、今回は芽吹きの兆しが見られる程度。

かわって、刈り払われた笹の先から見えた富士山は白い雲海の先にあり、途中の山々は全て雲の下。と言う光景がみえ、この写真を写した数分後には岩岳山頂に霧が襲い掛かり全ては白濁した雲に包まれたのは、地蔵峠の地蔵様が、八潮躑躅(ヤシオツツジ)が見られなかった代償に見せてくれた光景と信じたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年8月13日 (月)

樹下を赤橙に染めて

044_2

久しぶりに富士見峠から竜爪山(1,063m)に登ってみた。

目的は知る人ぞ知るオオキツネノカミソリが満開の時期を迎えているはず。と思ってのこと、、、

天気予報は、雨降りになっていたが、日の出から空は雲が少なく、様子見の結果出かけることにした。

六時四十分、コンビニで昼ごはんを買い、駐車場についたのが七時二十分だった。

057018ひだり、チャボホトトギス  みぎ、イワタバコ


長袖のシャツに着替え、足の支度をして上りだしたところで、黄色いチャボホトトギスを目にする、、、、これは幸先の良いことと写真にしたが、その頃から雲が多くなりただでさえ暗い木の下がさらに暗くなってしまう。

043オオキツネノカミソリが群生する富士見峠に着いたのは、それから四十分。その間イワタバコやコウリンカなどあちこちにカメラを向けながらゆっくりと登ったため、以外と時間が短く感じられた。

彼岸花の仲間であるオオキツネノカミソリは葉っぱも無しに、地面から花茎だけを突き出し、いっせいに花開いている。

花が咲いている範囲は、計ったことが無いので分からないが、ざっと見た目には幅50m、上下に150mはあろうかという一体を赤橙色に染めて樹下を覆っている。

もしこれが、人通りの多い場所ならなかなかこの状態を保たれていないのではないだろうか。それかあらぬか、今日も誰一人としてこの場所にはいない。

しばらくあちこちを巡り歩いた後、座り込んで独りぼっちの花見をする。

前回は、アゲハチョウが花から花へと優雅に飛び回っていたが、雨が近いと知ってか、蝶どころか動くのは自分のみ。そして、物音ひとつしない花畑は、天が与えてくれた至福のときか、もうすぐ行くと会える天国のお花畑か、と、、、、、、、

それにしても物寂しい感じは、日もささず薄暗い雰囲気が身に染みるからか。

富士見峠に上がれば、昨年11月に行方不明になった人の特徴を書いた張り紙があり、それから三十分かけて上った峠にはやはり七月に行方不明になった人の捜査依頼があった。

山での遭難は、六十代からうえが多いといわれているが、こんな里山に近い山でも二人がいるというのは、、、、そして、いずれも単独登山でのこと、、、

すべて自分に当てはまることなので、他人事と思わず気を引き締めて、、、と

十時四十分、穂積神社近くまで下ってきたとき、若い男女が昇ってきたのとすれ違った。

二人とも、身に何もつけず手ぶらにスニーカーの軽装、男性のほうは「雨が降る前に頂上まで行こう」と若い女性に声かけ少し早足になる。

女性は、付いて行けず「○○くん なんとか、、かんとか~」と言っている。

こういう子らに限って、遭難や行方不明にはならないんだなぁ、、、、これが。

.

十一時、ついに雨が降り出し次第に激しくなり、家に着いたのは十二時半。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2011年10月 7日 (金)

靴が壊れたのに気付かず(龍爪山)

027登山道の真ん中で通せん棒でもするかのかのような杉の古木


今日も朝から気持ちのよい快晴。

久しぶりに山に登ってみようと考えたが、先日の台風であちこちが倒木やがけ崩れなどで通行止めになっているようなので、静岡で一番登る人が多い龍爪山を試すことにした。

向かってみると、麓の平山集落を過ぎたあたりから通行止めの看板が立っており、この山もやっぱりか、と思う。

どこまで行けるのかとさらに車を動かすと、穂積神社の鳥居がある駐車場は十台ほどの車で満杯状態になっていた。

仕方がないので、道路が広くなっているところまで行って駐車し支度して登りだす。と、すぐに同年輩の人に追いつかれる。

自分とは支度が違うので、聞いてみると「魚釣り」だという。「へぇ こんなに小さくて滝だらけの谷に魚がいるの?」「結構いるよ、だけんど危ないんでヘルメットをかぶらにゃならんけんどね」とのこと。

10分ほど歩いて「じゃここから入るよ」と分かれる。

むかし、修験者や穂積神社を参る人が歩いたという道は、写真にするものもなく黙々と登り、四十分ほどで穂積神社に到着。

穂積神社のシンボル的存在である杉の巨木。何年か前の台風のときは何本か倒されていたが、今回は見るところ一本も倒された木はない。

風の向きがよかったのか、それとも、丈夫な木ばかりが残っていたためか、なんだか神の力が示されたような気がしないでもない。

その杉林を抜けたところから、コウヤボウキ、カニコウモリ、関谷の秋の丁子、シモバシラと花が目に付く、、。

それを見ながらほぼ四十分で頂上に、、、、そこには10数人の先客がいてにぎやか、、、、独り身の自分は片隅でコンビニおにぎりをほうばって早々に下山する。

028駐車に戻って靴を脱げば、長年履き慣れたトレッキングシューズの裏が毟れたように開いていた。道理で今日は足に違和感があったのか。

こんな状態になっていたのをまったく気付かなかったとは、、、、

よく足を捻挫しなかったものと驚く、、、、、おりから、七月にこの山で消息を絶った老人の顔写真つきポスターがあったが、岩場で転倒したり崖で滑落したりしたときには、この靴では踏ん張りが利かなかっただろうなと、改めて反省した。

.

.

新聞によると、この日、龍爪山ハイキングの下見に言った小学校の先生二人が行方不明になったとのこと、まさかすれ違った人の中にその二人がいたとは思わなかったが、遅くなって山に登る人には、いつも「大丈夫かいな」と心配してしまう。

秋の日は、つるべ落とし、迷えばすぐにとばりが下りて動けなくなるからだ。

幸いというか、翌日怪我もなく救出されたというが、ヘリコプターでの下山は格好悪い。 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年8月 5日 (金)

雨に濡れた岩場に

Img_0081w .

降って、晴れて、曇って降って、また曇るという朝から変転極まりない天気の一日。

多分沖縄にとどまっていると言う台風が影響しているのかもしれない。

おかげで、竜爪山のキツネノカミソリを見に行くのを止めざるを得なかった。

先日この山で老人(86歳とか)ひとり行方不明者を出しているので、途中で雨に降られても、と思ったのが止めた理由。

途中で咲いていたイワタバコ、今朝方の雨で濡れた岩場に幾株か咲いていたものうちの一株。

曇り空の中、谷に面した斜面はそれでなくても暗い場所に、白で縁取りをした赤紫の小さな花を密集させて咲いているさまは、そこだけぽっかりと色づいていてしっとりとした趣きをかもし出しているが、人間の見た目よりは暗いらしく、フラッシュを焚いてやっとこの程度。

葉っぱがタバコの葉に似ているからと名付けられたが、タバコとは一切かかわりの無い植物。

.

昨日だったかの報道によると、空港の税関で没収されたタバコが今年に入って五万本になると言っていた。

(この五万本と聞いて、クレイジーキャッツの五万節を思い出すあたりが我ながら古臭い)

東北の地震以来、国産のタバコが少なくなり自販機はいずれも空っぽ状態が続いているそうで、愛煙家と言われる人はタバコを手に入れるのに四苦八苦してそうで、中には賞味期限を過ぎたタバコを自販機に入れて販売したとして逮捕された人もいるそうで、とんだ「煙草狂想曲」を演じているようだ。

それにしても、海外から日本製煙草を逆輸入をしていると言うことは、どういうことなのだろうか。

売れ残りか、はたまた輸出優先なのか。

煙草を止めて五十年の者にとってはどっちでもよいことだが、、、、、、

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年6月30日 (木)

国の名を冠した花 シモツケ

043 .

昨日登った真富士山の山頂にシモツケの花が咲いていた。

045 五弁の濃いピンクの花を密集させて咲いているさまは、最近園芸品種として庭に咲いている同じ花よりきれいに見えるのはこちらの思い込みであろう。

シモツケとは漢字で下野と書き、平安時代以前から歌に読み込まれるなどしてしられていたが、名前の通り茨木県の古名であり、そこで見つかったとされたところから国の名が冠せられた珍しい花である。

Img_0076 よく似た花にシモツケソウと言うのがある(写真、左)が、字の通りこちらは草でありシモツケは小さいながら木である。

静岡では、この山以外にも愛鷹山などにも自生している。自生地は冬になると雪も降る高冷地であるがかなり厳しい環境の中でも育つところを見ると花に似合わず強い植物なのであろう。

.

.

.

.

016a .第二真富士山山頂(1,401m)

.真富士山は、第一、第二という二つの頂上を持ち、その距離は2kmほども離れているので、これを一つの山と見るのは少しおかしいと思うが、地元の人がそう名付けたのなら仕様が無い。

017a また、第二のほうが第一より60mほど標高が高く二等三角点をもっているが、第一には無い。

いずれを比べても標高1,401mの第二のほうが優勢なような気がするが、この分け方はどうなんだろう。

これは、自分の想像だが麓から見たとき第二は山影に隠れ、第一のほうが目立つた目だったためにこうなったのではないかと思う。

.

先日、テレビを見ていたら劔岳に3等三角点が2,004年になってようやく設置されたと報じていた。

日本有数の高山に三角点が無かったことは、新田次郎の「点の記」で知ったことだが、昭和30年代(二十代の頃)あの山に何度も登ったときには気にもしていなかったことだった。

劒岳(むかしはこの字を使った)明治四十年、参謀本部の測量官柴崎芳太郎が劒岳に登り三角点をおこうとしたが果たせなかった。

その間のいきさつを書いたのが「点の記」であったのだが、そのとき剱岳の標高を2,998,6mとしていたが、その後の航空調査などで一時は3,003mに変更されたこともあり、自分らが登ったときはその数字だったように覚えている。

ところが、2,004年、三角点を設置しGPSによる調査の結果2,998mになったのだが、明治の測量地点は、僅か20センチほどの誤差しかないことが分かった。

あの当時、全てを人力で資材を担ぎ行った、トランシットや平板測量で出した数字なのだが、よくそこまでの精度が出せたものである。

学校の授業で、初測量の精度が150分の1だった自分から見れば人間の領域を跳び越して神業としか言いようが無い数字を明治の人が出していたのだ。

      敬服

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年6月29日 (水)

高い梢にみえた一輪 (真富士山)

025 .

朝起きて余りの天気のよさに驚いた。

「これは梅雨明けだぞ!」って言ったら「久しぶりだから山に行っといで、明日は注射でまたわたしの体調が悪くなりそうだから」とのこと

この時間では近場の山しかないな、真富士山にでもしようかと出かける。

途中、ラジオは名古屋方面は気温37度になりそうだという。駐車場に着いてみると車載の温度計はすでに二十四度になっていた。

ホトトギスが甲高い声で鳴き、春蝉がジーコジーコと啼きだしているなかを黙々と登る。

この山、自分なりに五段階に分けている。最初は手入れを放棄した檜の薄暗い斜面、それを抜けると谷までの緩やかな横道、ついで谷沿いの道を登ればヲイ平(多分大井平だと思うが案内板にヲイ平と書いてある)、道はここから急斜面になって尾根筋に上がる。

ここまで、一時間二十分。吹き上げてくる風が強く汗をかいた身には気持ちよく感じて一休み。

015 これから先には五月にはイワカガミ咲き赤八汐ツツジが咲いていたはずだが、今は何も無い。花のない山なのかと諦めも入れて登れば足元に白い花がいくつも落ちていた。

直径3cm余り、これは珍しい。ヒメシャラではないか。

この尾根筋には、かなりの数のヒメシャラの木あるのは知っていたが、いままで花咲くのを見たことが無かった。

一抱えもある木肌がスベスベの巨木で高さは10mを越しているだろう。自分がこの花を見るのは五年ほど前に沼津の愛鷹山で見て以来なので期待して仰ぎ見たが、下の葉が邪魔をして姿を見せてくれない。

あちこち場所を変えて、ようやく探し当てたのが、写真の花。高い梢に垣間見た一輪はかなりのピンボケだったが、、、、、、、

撮りおえて第二真富士山頂上に着いたのが、登り出して二時間少したった十時半。一休みの後尾根筋を引き返し第一真富士山にには十一時少したってから、ここで昼休みに入り下山したが、登るとき葉の一部を白くしたマタタビを見ていたのだが、葉の裏を見ると丁度花盛りの季節だった。

075w .

花の無い時期の山行きと思っていたら、一番最初に見た蔓が花盛りだったとは、何だかおとぎ話の「青い鳥」ようでおかしかった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年5月18日 (水)

期待して登ったのに(岩岳)

020l .荒涼とした岩岳山頂

今日の天気予報はすこぶる快晴というお墨付きがあったので、朝ご飯の支度した後家を出たのが六時少し過ぎ、、、。

安倍川沿いに遡り、有東木の集落を過ぎて正木峠まで自動車を走らせ、岩岳に登ることにした。

例年だと赤ヤシオが咲いているはずだし、地蔵峠近くのイワカガミも、そして、上手くすれば白ヤシオも、、なんて欲張りな注文をつけて登りだしたが、いつもと様子が少し違うのに気付いたのは地蔵峠に差し掛かってから、、

イワカガミの葉っぱが少ない上、花の気配がちっとも無いことからだった。

さらに、地蔵峠から岩岳に向かう道すがら、いつもなら赤ヤシオが咲き出しているはずなのに、全然見当たらない。

ようやく、少し赤みを持った蕾に出会えたものの、、この調子ではまだ二週間はあるのではないかという感触。

白ヤシオにいたっては、新芽をようやく尖らせたという段階である。

今年は、3月に入ってからの冷え込みが厳しかったので、里の花も遅れてはいたが、山もそれを上回る寒さだったのだろうか。

せっかく、看病の合間を見つけて今年初めての1,600m級の山に来たのだが、これではまったくの見込み外れ、、

花が盛りなら、岩岳から更に足を伸ばして、下十枚山までもと意気込んでいたのが、、、仕方ないので山頂まで登ってすぐに引き返す。

駐車場に戻ってきたのが午前十時、、、期待して登っただけに

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧